肩関節周囲炎

肩関節周囲炎とは

肩関節周囲炎とは、肩の関節を取り囲む筋肉や靭帯、関節包などの組織に炎症が起こり、強い痛みと肩の動きの制限が生じる症状です。一般的に四十肩や五十肩と呼ばれることも多く、主に中高年の方に発症する疾患であり、当院にも肩の痛みでお悩みの方が多く来院されています。

日本整形外科学会によると、肩関節周囲炎は50歳代を中心とした中年以降の方に多く発症する疾患とされています。肩の疾患全体で見ると、国内患者数は数百万人規模と推測され、人口の高齢化に伴い患者数は増加傾向にあります。

初期の肩関節周囲炎を適切に治療せず放置すると、痛みをかばうために肩を動かさなくなり、肩関節周囲の組織が癒着し、関節拘縮が進行してしまう可能性があります。程度が軽くても日常的に起こるなら大きなストレスになります。

また、拘縮が進行しすぎると手術をしても完全に元通りの動きができない状態になったり、最悪の場合18～30か月もの長期間を要し、その間の生活の質が著しく低下する恐れがあります。

肩関節周囲炎の原因

開院以来、当院には肩関節周囲炎でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、肩関節周囲炎の原因はひとつではなく、いくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

肩関節周囲炎の原因として次のものが挙げられます。

肩関節周囲炎はこのような複数の原因が絡み合って引き起こされる症状です。

肩関節周囲炎は、いくつかの要因が重なることで起こります。たとえば、関節を構成する組織が加齢により変性し、肩関節周囲の筋肉や靭帯に炎症が起こることで、結果として末梢神経や血流に障害が生じます。これにより肩関節周囲の組織に炎症や癒着が生じ、痛みとして現れます。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。肩関節周囲炎は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

肩関節周囲炎への対応として、次のようなものが一般的です。

ステロイド注射

即効性はありますが効果は一時的で、繰り返し注射することで感染のリスクや軟骨への影響が懸念されます。

ヒアルロン酸注射

効果の持続期間に個人差があり、定期的な注射が必要になる場合があります。根本的な改善には至らないことが多く、症状の管理に留まることがあります。

肩関節周囲炎を改善するために

まずはあなたの肩関節周囲炎の原因を検査を通じて明らかにします。原因を取り違えていれば一時的には良くなったとしても根本から改善することはないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、肩関節周囲炎の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃さないように、検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

肩関節周囲炎のQ＆A

肩関節周囲炎は自然に治りますか？

約80％の患者が最終的にほぼ正常可動域まで回復しますが、完治まで18～30か月を要し、自然治癒を待つより早期治療で回復期間を短縮できます。

肩関節周囲炎の人がやってはいけないことは？

痛みを恐れて全く動かさないことは最も避けるべきです。完全な安静は関節拘縮を進行させるため、痛みの出ない範囲での軽い運動が大切です。

どのくらいの期間で治るのでしょうか？

炎症期、拘縮期、回復期の3段階を経て最長で約3年かかる場合がありますが、早期治療により回復開始時期を早めることができます。

夜の痛みはいつまで続くのでしょうか？

夜間痛は主に炎症期に顕著に現れ、拘縮期に入ると徐々に軽減していきます。適切な治療と睡眠時のポジショニングで症状を和らげることができます。

再発する可能性はありますか？

自然経過後の再発はまれですが、可動域維持運動の継続と基礎疾患の管理が再発予防に重要です。

肩関節周囲炎で悩まされていた皆さまも、当院での施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術は肩関節周囲炎と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

肩関節周囲炎は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。