上腕二頭筋長頭腱炎

上腕二頭筋長頭腱炎とは

上腕二頭筋長頭腱炎とは、二の腕の前側にある上腕二頭筋の長頭腱という、筋肉と骨をつなぐ組織に炎症が起こる疾患です。この腱は肩関節の中を通って骨の溝に沿って走行しているため、腕の動きに伴って摩擦を受けやすく、炎症が生じやすい構造になっています。肩関節疾患の中では比較的よく見られる疾患であり、当院にも肩の前側の痛みでお悩みの方が多く来院されています。

特に40歳以上の中高年層での発症頻度が高く、スポーツ活動を行う人や反復動作を伴う職業に従事する人に多く見られます。現代の働き方を考えると、まさに現代病ともいえる症状のひとつです。

初期の上腕二頭筋長頭腱炎を適切に治療せず放置すると、炎症が慢性化し、最終的に上腕二頭筋の腱断裂などより重い症状に発展してしまう可能性もあります。程度が軽くても日常的に起こるなら大きなストレスになります。

また、痛みで眠れない、起きてしまうなど、睡眠に影響することも多く、日中の集中力低下を招き、日常生活に支障をきたすこともあります。

上腕二頭筋長頭腱炎の原因

開院以来、当院には上腕二頭筋長頭腱炎でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、上腕二頭筋長頭腱炎の原因はひとつではなく、いくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

上腕二頭筋長頭腱炎の原因として次のものが挙げられます。

上腕二頭筋長頭腱炎はこのような複数の原因が絡み合って引き起こされる症状です。

上腕二頭筋長頭腱炎は、いくつかの要因が重なることで起こります。たとえば、無理な姿勢での作業で肩関節の正常な動きが阻害されることで、上腕二頭筋長頭腱に過度な摩擦や負荷がかかり、結果として腱に炎症や損傷が生じます。これにより肩の前側から上腕にかけて、痛みとして現れます。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。上腕二頭筋長頭腱炎は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

上腕二頭筋長頭腱炎への対応として、次のようなものが一般的です。

痛み止めの処方

長期間の服用により胃腸障害や肝機能への影響が懸念され、根本的な原因解決には至らないことが多いです。

ステロイド注射

一時的な効果は期待できますが、腱を弱くする可能性があり、使用回数や投与量に制限があります。対症療法に留まり、根本改善にはなりません。

理学療法

患部のみのアプローチに留まることが多く、症状が一時的に緩和してもすぐに再発したり、原因を追求せず再発を繰り返した結果、症状が増悪することも考えられます。

上腕二頭筋長頭腱炎を改善するために

まずはあなたの上腕二頭筋長頭腱炎の原因を検査を通じて明らかにします。原因を取り違えていれば一時的には良くなったとしても根本から改善することはないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、上腕二頭筋長頭腱炎の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃さないように、検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

上腕二頭筋長頭腱炎のQ＆A

上腕二頭筋長頭腱炎は自然に治りますか？

軽度なら自然に治ることもありますが、再発や慢性化を防ぐには原因の見直しが必要です。

上腕二頭筋長頭腱炎の人がやってはいけないことは？

痛みを我慢して無理に腕を使うこと、重い物の持ち上げ、肩を酷使する動作は避けましょう。

どのくらいの期間で改善しますか？

個人差がありますが、適切な施術により2-3週間で症状の軽減を感じることが多いです。

再発を防ぐ方法はありますか？

正しい姿勢の維持、肩甲骨周囲の筋力強化、作業環境の改善が重要です。

夜間痛を和らげる方法はありますか？

痛む側を上にして横向きに寝る、クッションを抱えて肩の負担を軽減するなどが有効です。

上腕二頭筋長頭腱炎で悩まされていた皆さまも、当院での施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術は上腕二頭筋長頭腱炎と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

上腕二頭筋長頭腱炎は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。