ジャンパー膝

ジャンパー膝とは

ジャンパー膝とは、膝蓋骨という膝のお皿の下にある膝蓋腱という腱に炎症が起こる状態のことです。正常な膝蓋腱は太ももの筋肉とすねの骨をつなぐ重要な部分で、ジャンプや着地時の衝撃を効率よく分散させる役割を果たしていますが、繰り返しの負担により炎症が生じると膝に痛みが現れるようになります。

ジャンプ動作を多用するスポーツ選手に多く見られる症状であり、当院にも膝の痛みでお悩みの方が多く来院されています。

ジャンプに似た負荷がかかる競技全般的にみられますが、例えばあるスポーツ医学の調査では、バレーボール選手の約30％がジャンパー膝を経験していると報告されており、男性に多い傾向があります。また、一般の運動愛好家でも週末にスポーツを楽しむ人の間で増加しており、スポーツ障害の一つです。

初期のジャンパー膝を適切に治療せず放置すると、膝蓋腱の微細な損傷が蓄積し、最終的に腱の部分断裂や完全断裂などより重い症状に発展してしまう可能性もあります。程度が軽くても日常的に起こるなら大きなストレスになります。

また、痛みをかばうことで膝の動きが制限され、他の関節や筋肉への負担が増加し、二次的な障害を引き起こすこともあります。さらに慢性化すると大好きなスポーツを断念せざるを得なくなり、日常生活での階段昇降でも痛みを感じるようになることがあります。

ジャンパー膝の原因

開院以来、当院にはジャンパー膝でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、ジャンパー膝の原因はひとつではなく、いくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

ジャンパー膝の原因として次のものが挙げられます。

ジャンパー膝はこのような複数の原因が絡み合って引き起こされる症状です。

ジャンパー膝は、いくつかの要因が重なることで起こります。たとえば、ジャンプに加えてダッシュを切り返しで止めるなどを繰り返して、大腿四頭筋とハムストリングスの筋力バランスが崩れることで膝蓋腱への負担が増加し、結果として炎症や微細な損傷が生じます。これにより膝蓋腱に痛みとして現れます。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。ジャンパー膝は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

ジャンパー膝への対応として、次のようなものが一般的です。

安静と活動制限

必要な安静期間はありますが、長期間の運動制限により筋力低下や体力減退が生じ、復帰時の再発リスクが高まる可能性があります。スポーツ選手にとっては競技レベルの維持が困難になります。

抗炎症薬の処方

あくまで対症療法であり、根本的な原因を解決してくれるわけではありません。長期使用により胃腸障害への影響が懸念され、一時的な症状緩和にとどまることが多いです。

物理療法

患部のみのアプローチに留まることが多く、症状が一時的に緩和してもすぐに再発したり、原因を追求せず再発を繰り返した結果、症状が増悪することも考えられます。

ジャンパー膝を改善するために

まずはあなたのジャンパー膝の原因を検査を通じて明らかにします。原因を取り違えていれば一時的には良くなったとしても根本から改善することはないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、ジャンパー膝の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃さないように、検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

ジャンパー膝のQ＆A

ジャンパー膝は自然に治りますか？

軽度のジャンパー膝であれば適切な安静により改善する可能性がありますが、多くの場合は専門的な治療が必要です。放置すると慢性化するリスクが高いため早期の対処が重要です。

ジャンパー膝の人がやってはいけないことは？

痛みを我慢してジャンプや走る動作を続けることは避けましょう。また自己流のマッサージや無理なストレッチも症状を悪化させる可能性があります。

ジャンパー膝はどのくらいの期間で治りますか？

症状の程度により異なりますが、軽度なら2ヶ月、重度では数ヶ月かかる場合があります。適切な治療により回復期間を短縮できますが、放置すると悪化していく傾向はあります。

湿布や痛み止めが効かない場合はどうすればよいですか？

湿布や痛み止めは一時的な対症療法です。効果がない場合は根本的な原因への対処が必要なため、専門医への相談をお勧めします。

再発を防ぐためにはどうすればよいですか？

適切な筋力バランスの維持、柔軟性の向上、正しい動作フォームの習得が重要です。当院では症状改善後の再発予防指導も行っています。

ジャンパー膝で悩まされていた皆さまも、当院での施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術はジャンパー膝と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

ジャンパー膝は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。