鵞足炎

鵞足炎とは

鵞足炎とは、膝の内側にある鵞足と呼ばれる部分で炎症が起こる症状です。鵞足は縫工筋、薄筋、半腱様筋という3つの筋肉の腱が集まって脛骨に付着する場所で、その形がガチョウの足に似ていることから名付けられました。つまり、日本の膝関節症で重要な位置を占める症状のひとつであり、当院にも膝の内側の痛みでお悩みの方が多く来院されています。

日本整形外科学会の調査によると、膝の痛みを訴える患者のうち約10〜15%が鵞足炎と診断されており、特に40代以降の方やランナーなどのスポーツ愛好家に多く見られる症状のひとつです。

初期の鵞足炎を適切に治療せず放置すると、運動時だけでなく安静時にも慢性的な痛みを感じるようになり、最終的に歩行が困難になり膝関節の可動域が制限される可能性もあります。程度が軽くても日常的に起こるならとても大きなストレスになります。

また、痛みをかばうために不自然な歩き方や姿勢を取るようになると、反対側の膝や股関節、腰に過度な負担がかかり、腰痛や股関節痛などの二次的な症状を引き起こすこともあります。

鵞足炎の原因

開院以来、当院には鵞足炎でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、鵞足炎の原因はひとつではなく、いくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

鵞足炎の原因として次のものが挙げられます。

鵞足炎はこのような複数の原因が絡み合って引き起こされる症状です。

鵞足炎は、いくつかの要因が重なることで起こります。たとえば、身体の硬さや膝が内側に入る歩行フォームを作り、鵞足部に繰り返し摩擦ストレスが加わり、結果として滑液包に炎症や過負荷がかかり、痛みとして現れます。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。鵞足炎は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

鵞足炎への対応として、次のようなものが一般的です。

アイシング療法

一時的な症状緩和にとどまり根本的な解決にはならず、継続的な実施が必要で手間がかかります。冷やしすぎによる凍傷のリスクもあります。

薬物療法

あくまで対症療法であり、根本的な原因を解決してくれるわけではありません。

効果が短期的で根本治療ではなく、長期使用による胃腸障害や肝機能への影響が懸念されます。症状の原因となる構造的問題は解決されません。

理学療法

患部のみのアプローチに留まることが多く、症状が一時的に緩和してもすぐに再発したり、原因を追求せず再発を繰り返した結果、症状が増悪することも考えられます。

鵞足炎を改善するために

まずはあなたの鵞足炎の原因を検査を通じて明らかにします。原因を取り違えていれば一時的には良くなったとしても根本から改善することはないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、鵞足炎の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃さないように、検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

鵞足炎のQ＆A

鵞足炎は自然に治りますか？

軽度の鵞足炎であれば適切な安静により自然改善することもありますが、根本原因を解決しないと再発リスクが高く、専門的なアプローチが必要です。

鵞足炎の人がやってはいけないことは？

痛みを我慢しての激しい運動、不適切なストレッチ、急激な負荷増加は避けましょう。

どのくらいの期間で治りますか？

適切な治療により軽症例では数週間、重症例でも数ヶ月での改善が期待できます。ただし個人差があります。

運動はいつから再開できますか？

痛みが軽減し日常動作に支障がなくなった段階で段階的な運動再開が可能です。専門家の指導のもとで慎重に進めることが大切です。

再発を防ぐにはどうすればいいですか？

適切な身体の使い方の習得、筋力バランスの改善、柔軟性の維持が重要です。

鵞足炎で悩まされていた皆さまも、当院での施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術は鵞足炎と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

鵞足炎は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。