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【腰痛】ぎっくり腰で左腰が痛くて歩けない、回復したワケとは
腰痛で来院された女性(20代/公務員)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
腰から足にかけて鈍痛および鋭利な痛みで、長時間の座位と歩行が辛くて仕事に支障が出ている。
来院に至るまでの経緯
10代の頃、柔道の組手練習で股関節外旋筋群が過度に発達し、がに股の癖がつく。
20代前半で矯正を試みるも、股関節の代償運動により膝関節内旋、足関節外反が生じ、歩行中に倦怠感を感じるようになる。
20代後半から座り仕事が続き、腰のハリが増悪。朝起きると足や腰のこわばり、鈍痛を感じるようになる。
ある日、立ち上がった際に腰に鋭い痛みが走り、立位や歩行が困難になる。
整形外科で異常なしと診断され湿布と痛み止めを処方されるも改善せず。接骨院での電気治療や手技も効果がなく、インターネットで当院を見つけ来院。
検査と所見
初回検査結果は以下の通り。
- SLRテスト45°左臀部~左大腿外側に放散痛(+)
- Kempテスト左後方伸展時に左臀部~左大腿外側に鋭い痛み
- 左股関節外旋35°付近で違和感、抵抗運動痛(+)
- 左膝関節内旋・軽度屈曲位、外側広筋硬度35
- 左距骨外反傾向、アーチ低下
- 片足スクワット検査不可、片足立位左下肢の動揺顕著
検査結果の分析によりレントゲンでは判断できないほど微細な椎間関節の炎症および軽度の神経根症状と、坐骨神経の絞扼が複合しての痛みがあると考え、痛みに対して直接的なアプローチに加え間接的なアプローチを順次行い早期改善と再発予防を目指した。
施術内容と経過
- 初回~5回目(週2ペース)
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腰の痛みに対して早期改善に最適な機器を使った電気療法やテーピング療法で疼痛除去と安静を計りつつ、臀部を中心に手技療法を行う。
殿筋の硬度も高く座位の負担が高いため、椅子にクッションを置くよう指導。
いわゆる猫背姿勢が間接的に腰に負担をかけていると考え、対策として机と椅子の距離を指導。
- 6回目~11回目(週1ペース)
-
ペインスケールが10→5となり鋭利な痛みが軽減してきたため、負担のかかりにくい立位姿勢を指導開始。
施術は臀部に対してではなく、痛みを軽減しつつ再発を予防するため、腸腰筋を始めとする体幹部の可動域を大幅に改善する施術方法に変更。
- 12回目~24回目(週1ペース)
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ペインスケールが5→0となり、鋭利な痛みは消失したものの、以前からあった鈍痛を訴えるようになる。
スクワットやランジなど動作のスクリーニングを再度行い、体幹部や足関節の運動療法や手技療法を再発予防に最適な院独自の方法で開始。
鈍痛が消失。
以下ご本人のメッセージ
最初は今まで通りの生活をしていただけなのに痛みが出てしまい、原因が分からず不安な気持ちでいっぱいでした。
でも、先生に言われたことを実践していくうちに少しずつ体が楽になっていき、最初は不思議な感覚でした。ところが、回復していく中であの習慣が負担になっていたんだと気づけるようになりました。
もし引越しがなければ、もっと続けて通いたかったですが、これからはホームページやセルフケア動画を参考にしながら、教えていただいたことを実践していきます。
院長からのコメント

遠方でもこのHPでサポートを続けていきますね!
来院当初は、医療機関に行ったりなど、ご自身で良いと思う対処をされているのによくならないどころか、原因も分からず、藁にも縋る想いでいらっしゃったのをよく覚えています。痛みと向きあいしっかり通い、生活習慣の変更を真面目に取り組まれたからこそ、良くなったのだと思います。
少し距離は離れますが、HPを更新しながら、新しい土地での暮らしが、健やかで心穏やかなものになることをお祈りしております。
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根本改善を目指す当院では、原因特定のために初回の多くの時間を問診と検査に費やしています。
一日の予約枠が元々限られていることに加え、初回は問診・検査の入念な準備も必要になるため、初診受付は1日2名までに制限しております。予約が取りにくい曜日や時間帯もありますので、早めにご予約ください。