ランナー膝

ランナー膝とは

ランナー膝、または腸脛靭帯炎とは、太ももの外側を通る腸脛靭帯という筋膜が、膝の外側にある骨の出っ張り部分と繰り返し擦れることで炎症を起こし、膝の外側に痛みが生じる症状です。日本のランニング愛好者は約1,000万人と推定されており、当院にも膝の痛みでお悩みの方が多く来院されています。

ランニング愛好者の約8割が膝に何らかの不安を感じているという調査結果があることから、ランニング人口の増加とともに患者数も急増している現代病のひとつです。

初期のランナー膝を適切に治療せず放置すると、炎症の拡大により歩行時や安静時にも痛みが現れるようになります。さらに進行すると、慢性的な炎症により靭帯の肥厚や癒着が起こり、手術が必要になる可能性もあります。

また、痛みをかばうことで反対側の膝や腰に負担がかかり、二次的な障害を引き起こすリスクも高まります。好きなランニングを諦めることで、ストレス発散の手段を失い、仕事への集中力低下や気分の落ち込みなど日常生活に支障をきたすこともあります。

ランナー膝の原因

開院以来、当院にはランナー膝でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、ランナー膝の原因はひとつではなく、いくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

ランナー膝の原因として次のものが挙げられます。

ランナー膝はこのような複数の原因が絡み合って引き起こされる症状です。

ランナー膝は、いくつかの要因が重なることで起こります。たとえば、偏った運動フォームで膝の屈伸運動を繰り返すことで腸脛靭帯と大腿骨外側上顆が擦れ合い、摩擦による炎症が起こります。これにより膝関節周囲の筋肉に炎症や過負荷がかかり、痛みとして現れます。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。ランナー膝は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

ランナー膝への対応として、次のようなものが一般的です。

アイシング・安静

症状の進行を一時的に止めることはできますが、根本的な原因が解決されないため、運動を再開すると再発しやすくなります。

抗炎症薬・鎮痛薬の処方

あくまで対症療法であり、根本的な原因を解決してくれるわけではありません。胃腸障害や肝機能への影響などの副作用リスクがあり、薬物依存の可能性もあります。

物理療法

患部のみのアプローチに留まることが多く、症状が一時的に緩和してもすぐに再発したり、原因を追求せず再発を繰り返した結果、症状が増悪することも考えられます。

ランナー膝を改善するために

まずはあなたのランナー膝の原因を検査を通じて明らかにします。原因を取り違えていれば一時的には良くなったとしても根本から改善することはないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、ランナー膝の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃さないように、検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

ランナー膝のQ＆A

ランナー膝は自然に治りますか？

初期段階であれば適切な安静により改善する場合もありますが、多くのトレーニングの根本的な原因となる身体の使い方を解決しなければ再発のリスクが高くなります。

ランナー膝の人がやってはいけないことは？

痛みがある状態でのランニング継続、不適切なストレッチ、硬い地面での走行や下り坂での無理な走行は症状を悪化させるため避けましょう。

どのくらいの期間で改善しますか？

症状の程度により異なりますが、適切な施術を行えば軽度の場合は4週間、重度でも3ヶ月前後で改善することが多いです。

完治後にランニングを再開しても大丈夫ですか？

身体の使い方を根本的に改善し、適切なウォームアップとクールダウンを継続すれば、安全にランニングを再開できます。

予防するためには何をすれば良いですか？

定期的なストレッチと筋力トレーニング、適切なランニングフォームの習得、段階的な運動強度の向上が重要です。

ランナー膝で悩まされていた皆さまも、当院での施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術はランナー膝と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

ランナー膝は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。