梨状筋症候群

梨状筋症候群とは

梨状筋症候群とは、お尻の深い部分にある梨状筋という筋肉が、その近くを通る坐骨神経を圧迫することで、お尻から太ももの裏側にかけて痛みやしびれを引き起こす症状です。坐骨神経痛全体の約5～6％を占め、30～50才前後の女性に多く発症する疾患のひとつであり、当院にも梨状筋症候群でお悩みの方が多く来院されています。

坐骨神経痛全体の約5～6％を占める梨状筋症候群は、女性の有病率が男性の6倍という報告があり、デスクワークの増加により座り時間が長くなった現代では潜在的な患者数はさらに多いと考えられます。

梨状筋症候群を放置すると、痛みやしびれが慢性化し、歩行や階段昇降がつらくなります。また、筋力低下や姿勢の崩れを招き、腰・股関節・膝への二次的な痛みや変形の進行を助長する恐れがあります。

さらに睡眠不足や集中力低下、自律神経の乱れなどを招き、仕事や家事のパフォーマンスが大きく下がるだけでなく、趣味や外出の機会を失うことにもつながります。

梨状筋症候群の原因

開院以来、当院には梨状筋症候群でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、梨状筋症候群の原因はひとつではなく、いくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

梨状筋症候群の原因として次のものが挙げられます。

梨状筋症候群はこのような複数の原因が絡み合って引き起こされる症状です。

梨状筋症候群は、いくつかの要因が重なることで起こります。たとえば、長時間足を組んで座り続けると梨状筋が硬くなると坐骨神経を締め付け、神経伝達や血流を阻害します。その結果、殿部から太もも裏にかけての痛みやしびれが現れ、炎症や筋緊張が悪循環を生みます。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。梨状筋症候群は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

梨状筋症候群への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

痛み止めは一時的な効果にとどまり、根本的な改善にはつながりません。長期使用により胃腸障害や腎機能への負担が生じる可能性があります。

注射療法

効果は数時間から数日と短期間で、繰り返し注射が必要になることが多いです。また、注射後は数時間力が入りにくくなり歩行困難になります。

リハビリ

患部のみのアプローチに留まることが多く、症状が一時的に緩和してもすぐに再発したり、原因を追求せず再発を繰り返した結果、症状が増悪することも考えられます。

梨状筋症候群を改善するために

まずはあなたの梨状筋症候群の原因を検査を通じて明らかにします。原因を取り違えていれば一時的には良くなったとしても根本から改善することはないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、梨状筋症候群の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃さないように、検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

梨状筋症候群のQ＆A

梨状筋症候群は自然に治りますか？

軽症なら安静で落ち着く場合もありますが、硬くなった筋肉と崩れた姿勢は自然には戻りにくいため、早めの専門的ケアが安心です。

梨状筋症候群の人がやってはいけないことは？

長時間の座位、足を組む姿勢、痛みを我慢しての激しいランニングは避けてください。こまめに立ち上がり軽いストレッチを行いましょう。

ストレッチはどのくらいの強さで行えば良いですか？

痛気持ちいい程度が目安です。強すぎると逆に筋線維を傷めます。30秒ほどゆっくり呼吸を合わせて伸ばすのが効果的です。

どれくらいで改善しますか？

症状の程度や生活習慣によりますが、目安として数週間～数ヶ月で日常動作の痛みが軽減し、その後は再発防止のメンテナンス期に入ることが多いです。

再発を防ぐコツは？

骨盤を立てて座る習慣、週数回の股関節ストレッチ、体幹トレーニングを継続することが大切です。違和感が出たら早めにケアを受けてください。

梨状筋症候群で悩まされていた皆さまも、当院での施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術は梨状筋症候群と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

梨状筋症候群は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。