反り腰

反り腰とは

反り腰とは、本来ゆるやかなS字カーブを描くべき腰の背骨が、必要以上に前方へ反った状態のことを指します。専門的には骨盤前傾とも呼ばれ、日本人女性の約8～9割に見られる不良姿勢として知られており、当院にも反り腰でお悩みの方が多く来院されています。

姿勢測定を行った複数の調査で、成人女性の約8割以上に骨盤前傾傾向が確認されており、特に20代から40代女性に多く見られる現代的な姿勢問題です。

初期の反り腰を適切に治療せず放置すると、脊柱の一部に過度なストレスがかかり、最終的に腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などより重い症状に発展したり、自律神経が乱れ日常生活に支障をきたす可能性もあります。

また、脊柱のバランスが崩れると慢性的な肩こり、頭痛やめまい、吐き気など、集中力の低下で仕事の能率が落ちたり、睡眠の質が低下し疲れが溜まりやすくなることもあります。

反り腰の原因

開院以来、当院には反り腰でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、反り腰の原因はひとつではなく、いくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

反り腰の原因として次のものが挙げられます。

反り腰はこのような複数の原因が絡み合って引き起こされる症状です。

反り腰は、いくつかの要因が重なることで起こります。長時間の前かがみや出産など複数の要因が絡み合い骨盤が前方へ傾くと、腰椎アーチが強調され4～6kgある上半身の荷重が一点に集中します。その結果、筋肉や靱帯が引っ張られ血流が低下し、炎症や神経ストレスが痛みとして現れます。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。反り腰は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

反り腰への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

服用をやめると痛みが戻りやすく、長期使用で胃腸障害や眠気が出る場合があります。あくまで対症療法であり、根本的な原因を解決してくれるわけではありません。

理学療法

自己流では悪化の恐れがあります。患部のみのアプローチに留まることが多く、症状が一時的に緩和してもすぐに再発したり、原因を追求せず再発を繰り返した結果、症状が増悪することも考えられます。

コルセット・骨盤ベルト

装着に頼ると姿勢筋が弱まり、外すとすぐに元へ戻ります。長時間使用することで周囲の筋力が低下し、根本解決にはならない場合が多いです。

反り腰を改善するために

まずはあなたの反り腰の原因を検査を通じて明らかにします。原因を取り違えていれば一時的には良くなったとしても根本から改善することはないからです。

当院は、他に類を見ない充実した検査で、反り腰の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃さないように、検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。変化を見逃さない一貫性が治療効果を高めます。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

反り腰のQ＆A

反り腰は自然に治りますか？

生活習慣が大きく関わるため自然改善は難しく、専門的な施術と運動が必要です。

反り腰の人がやってはいけないことは？

高いヒールの常用、反り腰をさらに強めるブリッジ系ストレッチ、長時間の反り姿勢は避けましょう。

骨盤矯正ベルトは効果がありますか？

一時的なサポートにはなりますが、筋力低下を招き根本解決にはなりません。

デスクワーク中の簡単な対策は？

対処療法になりますが、骨盤を立てる高さに椅子を調整し、1時間に1度立ち上がり骨盤を前後に動かす体操を行ってください。

改善を実感するまでどれくらいかかりますか？

個人差はありますが、当院では5～6回の施術で姿勢の変化を段階的に感じていただき、2か月ほどで痛みの軽減を実感される方が多いです。

反り腰で悩まされていた皆さまも、当院での施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術は反り腰と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

反り腰は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。